小川 整体院 の日記
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頸椎症性神経根症
2017.05.19
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頸椎症性神経根症とは首から出る神経の根っこが変形した首の骨などに圧迫されておこる症状です。
肩や首のこり、痛み、手の痺れ、そして握力が低下する人もいらっしゃいます。
現在握力が落ちて3か月も経ったという方がこちらに通って頂いています。
基本神経症状が出てしまうとそれを緩和させるまでにお時間がかかるものです。
そしていつかは治るであろうと放置していると、落ちた握力をカバーするために屈筋の付着部である肘を痛めるなどの負のスパイラルはつきまといます。
基本安静というのは内科のような病魔に侵されている時だけです。
落ちている機能というのは積極的に動かしてあげなければいけません。神経に刺激を与え、血流を促し、周りの組織に栄養を与えていかなければいけません。
その方にはA型の握力を鍛える器具を100均で購入して頂いて、こちらでの施術に加え、握力のトレーニングをしてもらうように指導させて頂いています。
不調はからだのシグナルです。自己判断で放置をせずまずは医療機関にかかり、原因を明らかにすることをお勧めします。