小川 整体院 の日記
-
不妊について
2017.03.07
-
最近不妊治療を受けつつ体質改善に通ってくださる方が増えています。
昨年二人の方が、不妊治療を受けながらこちらに来て頂いて妊娠をしました。
一人の女性はPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)と診断されていました。これは不妊の原因ベスト3に入る症状です。
彼女はずっと慢性腰痛を抱えており、徒手検査をしても原因はわかりにくく、病院でレントゲンを撮ってもらいましたが、異常なしと言われていました。
とりあえずストレッチ指導と体重を増やさないようアドバイスをしていましたが、どうも食べ過ぎからくるものでもなさそうだということで、ホルモンの問題を疑って、婦人科を受診することを勧めました。そして彼女が多嚢胞性卵巣症候群により太りやすい体質であることを知ることができました。
もちろん腰痛とこの病気には直接の関連はありません。ただしホルモンバランスの乱れ、骨盤内の血液循環の低下ということでは関連はあるでしょう。
彼女は不妊治療を望んでいました。そこでホルモン環境を整えて正常な排卵をして頂けるよう病院との併用で、こちらに通って頂くことになりました。もう一人の女性は夫婦ともに異常はなかったのですが、妊娠しにくいということで不妊治療を受けておられました。昨年流産をしてから今年通院していた方で、先月妊娠をされた方もいらっしゃいます。
三人に共通することは、しょっちゅう首肩が凝っていたり、手足の冷え、慢性腰痛など血流の滞り、ホルモンの流れ、神経の伝達などにも連絡うまくとれていないような人たちでした。
病院における不妊治療というのは、精神的なダメージが伴うものです。同じ女性として少しでも彼女たちの夢が叶えられるようにと、日々真摯に仕事に向かわせて頂いている次第です。