小川 整体院 の日記
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春の薬膳
2016.03.28
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東洋医学では、人のからだを肝心脾肺腎の5つのバランスで診ています。
そこには独特の理論があって、必ずしも肝=肝臓、心=心臓を意味しないということだけを理解して、ここではさらりと流して下さい。
人も宇宙の万物の一つであるがゆえに、季節の影響を受けることになります。
春は肝の季節といって、この時期になると肝が旺盛になり、5つのバランスが崩れ安くなります。
症状としては肝の気が上に上がるため、精神が鬱になったり、めまいやいらつき、頭痛、視力が落ちたり夜盲症などが出てきます。また筋肉との関連から、疲れやすくだるくなったりします。
そういう時の薬膳には、動物の肝臓を用いるという臓器療法があります。
春のイメージではないですが豚や鶏で十分です。是非メニューにレバーを一品いれてみてください。それではお大事に。