小川 整体院 の日記
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高齢者の骨、そして痛み
2017.06.15
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6月2日の日記で私の父のヘルニアについて書きましたが、結局父はヘルニアが悪化して足が上がらなくなり、6月8日に緊急手術となりました。
腰の骨にボルトを差し込む5時間半の手術でした。
85歳でよく長時間のOPに耐えてくれたと思います。
高齢者の骨というのはいびつに変形し、そしてその骨を支える靭帯も厚く硬くなります。
長年使っているのですから当たり前のことですが、そういった老化が神経や血流を圧迫してご高齢の方はあちこちが痛くなります。
したがって若い人の腰痛と高齢者の腰痛では意味が違うのです。
当然施術の仕方から最終的な治療目標も異なってきます。
今回老いた父の骨、痛みに耐える姿を目の当たりにし、よりご高齢者の悩み、痛みに寄り添った施術をしていこう。少しでも大切な日々を有意義に送って頂こうと気持を新たにした次第です。